SUPと呼ばれているアクティビティ、スタンドアップパドルボード。
老若男女問わず誰でも簡単に水上散歩ができる新感覚アクティビティとして、近年人気急上昇中のスポーツです。
アクティビティとして楽しむ方が多い中、最近では全国各地で大会が開催されていて年々参加者が増えています。
SUPの大会には主に2種目あります。
・SUPサーフィン
・SUPレースやSUPマラソン
SUPサーフィン
SUPサーフィンはその名の通りですが波乗りの大会です。
スピード感やボトムターン、カットバック、チューブライド、エアリアルなどの技が採点され、2人〜4人で構成されるヒートとよばれる舞台で戦います。
アマチュア大会、プロ大会があり参加資格も大会ごと異なります。
非常に迫力があって魅力的な競技です。SUPの技術はもちろんサーフィンの高い技術が求められるので多くの練習を必要とします。
SUPレース、SUPマラソン
マラソンのように漕ぐ距離があらかじめ設定されていて、速さを競う大会です。
最近ではFAVUSのスタッフも参加している種目がこちらですね。
サップレースも全日本選手権や予選、ファンレース、チーム対抗、ドッグSUP、ジュニア部門などあります。
ボードのクラスや距離
どの大会もボードの長さや種類でクラスわけされていて、ボードクラスと距離を選んでから事前にエントリーします。
・レースボードクラス(ボード長 12’6ft以下、14'ft以下)
・インフレータブルクラス(ボード長 12’6ft以下、14'ft以下)
・サーフボードクラス(ボード長 12’5以下のレースボード以外)
自分の持っているボードはどれか、またこれからボードを買ってチャレンジするならどのボードを買うかで出場できる大会や種目が変わってきます。
距離も大会によってさまざまですが、だいたいどのレースも1,5kmレースから3km,,6km,18kmなどがあるのでそれぞれレベルに合わせて距離が選べるようになっています。1,5kmレースでは大会運営側がレンタルボードを行っている場合もあるので、体験しながらの参戦も可能です。
大会が開催されている時期や場所
海のスポーツなので、だいたい4月から始まって11月頃まで全国各地の海や湖、川などで行われています。
波がなくてもできるので、海以外の場所でも行われるのがサップレースの特徴ですね。
こちらは先日江ノ島で行われたSUPのレースで、FAVUSスタッフもお客様と参加しました。
お客様のなかには購入後2,3回練習して3kmに出た方もいらっしゃいます。
大会にもよりますが、入賞すると賞金や商品などもありますよ!
レース中漕いでいるときはちょっときついですが、終わった後の達成感や爽快感は言い表すことのできない感覚です。
またチームや仲間と一緒に出ることで、結果はもちろんキツかった、順位を上げたなどその日のレースの感想を共有する時間もひときわです。
イベントスケジュールはSUP協会のホームページなどで確認できます。
さぁSUPレースに参加してみよう!
「レースなんて絶対無理!」
「そんな本気の人たちの場所に行くなんてとんでもない!」
レースというとそんなイメージをまず持ってしまいがちですが、まずはやってみないとどんなものかわからないですよ!
おすすめはまず何も考えず大会にエントリーしてみること!
そうすると大会に向けて良いモチベーション保ちながらトレーニングをしやすくなります。
まずはどんなにゆっくり漕いでも30分程度でゴールできる1,5kmレースに出てみるといいかも!
それに万が一完走できなくても、途中でジェットスキーが陸まで連れて行ってくれるので安心です。
どんな人でも目の前に勝負ごとには真剣になってしまうもの。
ほとんどの方が大人になるとこういった大会や競技から遠ざかりますが、子供心を取り戻しその瞬間を夢中になって頑張ってみるのも良いものです。
サップレースは大会といってもかなりハードルが低く、だれでも参加できるので趣味としてはじめてみるのに最適です!
大会に行くとレース以外にも様々なコンテンツが用意されているイベントのようなものなので、まずは観戦だけでも行ってみてはいかがでしょうか?
レースに必要な道具
はじめにそろえる必要な道具の予算目安は15万円~30万円。大会で必要なアイテムをチェックしてみましょう!
必ず必要な道具:サップボード、パドル、浮力体、水着、ラッシュガード
初めに揃えるのがベターな道具:ハイドレーションバッグ(レース中の水分補給)、補給食(レース前に)
大会に向けて準備する道具:ウェットスーツ(冬期間の練習用)
各ブランドからハードボードとインフレータブルサップどちらもレースボードが販売されています。
コンパクトに収納ができて持ち運びが容易なインフレータブルサップでまずははじめてみるのがおすすめです。
価格もハードタイプと比べてかなり安く、13万円前後から店頭ではご用意しております。
あと重要なのはパドル。カーボン製のパドルは軽くてよくしなるのでレースでは必須となります。
12'6ft PEAKS5 MANOA (レースエントリーモデル)¥150,000 (税込)
SUPの幅も28インチと安定感があり、初心者がはじめて購入するレースSUPとしておすすめ。
レース入門ボードとして今期発売され人気のモデルとなります。
14ft sSTAR BOARD ALL STAR インフレータブル ¥191,160 (税込)
多くのプロライダーを抱え、開発にも精力的な海外のビッグブランド。SUP界のリーディングカンパニーSTARBOARDから14ftでおすすめのインフレータブルSUPです。14ftのボードは直進性がありスピード感もハードボードに近いことからユーザーも増えています。
サップレースデビューを応援します!
デビューまでは1ヶ月〜2ヶ月あれば大丈夫!
運動歴には個人差はありますが、 普段ある程度運動していれば約1ヶ月、全く運動していない方でも2ヶ月あれば3kmレースの完漕は可能でしょう。 もちろん完漕に向けてのトレーニングは必要です。
練習量の目安は、週1回以上の漕ぎ練習、週1,2回のランニングやジョギングです。 これらをこなしていくことが出来ればOK!!
まずは何キロのレースに出るのか目標を決めましょう!
目標とする種目を決めることで、大会でどれくらいの距離を漕がないといけないといけないかが見えてきますので、トレーニングの計画がたてやすくなります。
まずは、SUPレースの雰囲気を楽しみたいという方は、5人1組でチームを組んでエントリーする団体レースや1.5kmレースがありますので、こちらから初めてみるのも面白いと思います。
FAVUSでは月に1〜2回湘南エリアはもちろん沖縄など離島で行われるレースに参加しています。
レースこそ真剣に取り組むものの、それ以外の時間はリラックスして楽しめる旅のような感覚です。
とくに離島でのレースはロケーションも良く格別ですよ。
またレースに向けた練習を毎週末開催。ショップでボードなどご購入のお客様は何度でも無料で練習会に参加できます。
大会の参加目的はもちろん種目もお客様によって違うので、それぞれに合ったトレーニングメニューで練習していますよ。
練習メニューなんて偉そうなこと言っている店長福井も、レースをはじめてまだまだ3ヶ月くらいです。
それでも練習を続けて、ちょっとずつ長い距離を漕ぐことを続けることで、いまでは6kmレース参加してたまに上位に食い込むこともあります。
自分がまさにそうだったように、だれでにでも活躍できる可能性があるのでぜひ一緒にやってみませんか?
こちらは先日参加した沖縄県座間味諸島であった大会です。
慶良間ブルーカップ2018 from sakamoto on Vimeo.
またレース当日もスタッフといることで、レースの流れなど合わせて行動できるのではじめは安心です。
競技である以上レースにもルールがあるのでまずは一緒に出て見ましょう!
2018シーズンの参加予定レースはこちらです。(随時更新中)
4/22石垣島SUPグランプリ (石垣島)
4/28 桑田佳祐カップ パドルレース (茅ヶ崎 サザンビーチ茅ヶ崎)
5/12KERAMA BLUE CUP IN ZAMAMI 2018 (沖縄県 座間味)
6/3 SUPクラブチャレンジ湘南大会(藤沢市 江ノ島東浜)
6/15 SUP CHALLENGE SERIES KOGINCHU CUP in なきじん (沖縄県)
6/30 本栖湖パドルチャレンジ(山梨県 本栖湖)
7/8 Riva LADIES CLINIC preesntsマーボロイヤルKJカップ (藤沢市 辻堂海岸)
9/15 SUP JAPAN CUP茅ヶ崎2018(茅ヶ崎市)
10/13 全日本SUP選手権(藤沢市)
11月 西表島SUPフェスティバル (沖縄県 西表島)
現段階ではこちらになりますが、スケジュールに変更があり参加レースが増える場合もありますので、詳しくはショップにお問い合わせください。
楽しいSUPライフが送れるように、スタッフ一同お手伝いさせて頂きますのでお気軽にご来店、またはご連絡ください。