先日の空気圧編に続き、本日はチェーン編。
ピストバイクと言わず、自転車などを駆動させるのに必要なパーツがチェーン。
パーツの中でも負荷が大きく、交換頻度の高い箇所なのでここをいかにいい状態をキープできるかで
ピストバイクの維持費が変わってきます!
さらには漕ぎ味などのパフォーマンスも変わってきます。
そこで本日は意外と間違っているチェーンのオイルアップについてご紹介。
多くの方が間違っているのは、オイルアップした感だけのオイルアップ。
チェーンの全体にサーっとオイルを吹きかけるだけ。
オイルアップの本来の意味は潤滑と防腐。
オイルアップした感で終わっている人は、防腐だけ。
しかも目で見える表面のサビを防ぐだけの効果。
チェーン内部の防腐はされていないんです。
これを理解するのに一番わかりやすいのが、チェーンの構造を理解することです!
よくよくチェーンの構造を見てみると、意外と多くのパーツでできているんです。
ここで潤滑する箇所として一番重要なのがブッシュとローラーの隙間、
ここにオイルを届けてあげないとチェーンの動きの改善はあまり変わりません。
どうやってこのブッシュとローラーにオイルを届けるかというと
実は、毛細管現象で入れるしかありません。
1つ1つローラーにオイルを点滴し、時間をおいて余分なオイルを拭き取る。
できればローラーとインナープレートの隙間に入れれると速やかに潤滑できます。
だいたい15分くらい放置しておけばOK!
あとは隙間に入りきらなかった余分な綺麗な布でオイルを拭き取るだけ。
これを怠ると、オイルでズボンの裾が汚れたり、地面から巻き上げのチリや砂が付着しやすいので汚れやすくなります。
湘南の潮風はチェーンの天敵なので、チェーンオイルは怠らずに行いましょう!
『FAVUS(ファバス)』
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